我が家の米を研いで置くお約束。
子育ての中で自然と生まれた我が家の決まりごとのひとつ、それが「ご飯が少なくなったら、気づいた人、もしくは最後に盛り付けた人が米を研いで炊飯器にセットしておく」というルールです。
この習慣ができた背景には、「子どものお腹を空かせない」というシンプルな理由があります。子どもはお腹が空くと落ち着かず、不機嫌になり、泣いたり、つまずいたり…。そんな状況を防ぐために、とにかく米を食べさせることを心がけてきました。
定番は、おにぎりを握って渡すこと。おかずがあれば一緒に、なければ塩むすびやおかか、海苔などシンプルなもので十分でした。時には作り置きのカレーや缶詰を活用することも。大切なのは、子どもがお腹を空かせてイライラする前に、先回りして用意しておくこと。これだけで、遊びや食事への集中力が全然違いました。
離乳の頃、夜の夜泣きの時にもまずは
おむつを見て、濡れている様なら変えてやり、そして握り飯を食べさせると大抵は、落ち着きました。こんなに食べるのか?と初めては思いましたが、慣れてくると、外出先でも応用する事が出来、外出の時も常に持って出歩いたものです。
また、育児を通して気づいたのは、「米を主食にすれば意外と経済的にやりくりできる」ということ。子ども3人を育てる中で、どんなときも米を切らさないようにこまめに炊き続けることが、親としての最大の役目だと実感しました。時々は麺類を取り入れることもありましたが、やはり米が中心。
この「米を研いでおくお約束」は、育児の知恵として、これからも受け継いでいきたいと思っています。忙しい日々の中でも、米さえあればなんとかなる!そんな頼もしさを感じています。
あなたのご家庭にも「米の力」、ぜひ試してみてください。