助産師とヘルスリテラシー
先日、zoomイベントで
開業助産師とヘルスリテラシーという講座を致しました。
私が公開コーチングを受ける感じとなりました。
前半は、講義で後半は、質疑応答を兼ねて、感想や意見交換致しました。
後半は、参加者の心理的安全性を保つ為に
録画は行いませんでしたが、とても濃い内容となり、私は久しぶりに心地よい疲れと満足感で満たされて幸せでした。
あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので
参加者の方の感想を載せたいと思います。
下記は、大先輩である持田弘子助産師(87歳)の
参加後の感想です。
持田弘子様は、かつて島根県の日赤で産婦人科の婦長をされていたそうです。
50歳の時退職され、
そこから自宅出産の介助をされていた大先輩です。
そして、私がむかーし、聞いたのは、
松江に持田あり
と言われていたのだとか。
持田様が一声かけると研修会には、
100人の参加者があつまったとか。
同じだけ年を重ねた時に果たして
こんなふうに書けるだろうか?とちょっと絶望感があるのですが
同じ助産師として
メンターがいらっしゃる幸せを噛み締めています。
以下、持田様の感想です。
許可を頂きましたので載せさせて頂きます。
久地井寿哉先生
この度は貴重なお話をありがとうございました
給料を頂いて働いている助産師は、小柴さんのように情熱を傾けて母子careをしても儲からないとかは言いません
施設の中は多忙で、ヘルスリテラシーを高める支援や物語を紡ぐゆとりは少なく、帝王切開3〜5割で多くの助産師は不消化な気持ちで働いている気がします
私は1980年代地方都市の施設で両親学級、夫の出産参加、母乳外来を立ち上げ
自分では充実した気持ちで働いて、それが助産所の開設に繋がりました
夫の両親を在宅で看取ったり、30数件の自宅出産(お金は別として気持ちは料亭のお産ばかりでした)、2,000件余りの母子careをしました
その間「さわやか子育て通信」を発行、家族の素晴らしい記録も残せました
助産所での仕事は、施設と違う強い絆で結ばれお互いが心豊かに生きる事に
繋がったと思っています
近年、ITの進化、少子化、女性の社会進出と、世の中は目まぐるしく変化して来ました
自宅出産や、助産所での出産は難しく、小柴さんの思いはよく理解できます
小柴さんが儲からないお話をなさいましたが、私も50歳で退職しましたので
年金が少ないとか同じ様な事を言っています(笑)
この度、久地井先生のお話を伺い、自分の生き方が整理でき(感覚的で甘いかもしれませんが)嬉しかったです
ありがとうございました😊
持田弘子