卒乳間近のお子さんが、朝起き抜けにお腹がすいたとぐずってくるようになったら
おはようございます。助産師の小柴です。
夏至に1日1日と近くなり、小さなお子さんをお持ちの方は子供が起きる時間が早くなって苦労されていることと思います。
なぜだか小さな子供ほど夜明けとともに
起きる傾向があるような気がいたします。
うちの子供たちも2歳から5歳位まではこの時期
4時半ごろに起きて朝早くからワーワーと動き出し
保育園に行き始める7時半とか8時ごろには
眠いと言い始める日々でした。
一方親のほうは言えば、
夜が明けるのも早く
日が沈むのも遅くなって一見
1日が長くなったような感じでお得な感じがするのですが
熟睡感が得られず眠い日々を過ごされている方も
いるのではないでしょうか。
先日も断乳した方がお越しになりました。
いきなりの断乳に熱こそ出ませんでしたが
おっぱいがかなり腫れて苦労したとおっしゃっていました。
そしてお子さんが今までは夜飲んでいたものが飲まなくなり
朝すぐに水分を取らせるようにはしているが
どうしたものかと言うご相談でした。
そこで、この時期、おにぎりを作って準備をしておくという事をオススメしています。
米と塩と海苔だけのシンプルなモノで充分です。
出来たら、塩だけは、チョット良いものを準備して欲しいです。
我が家では、ハイソルトという伊豆大島です取れる塩を愛用しています。
そしておにぎりは、なるべく小さめに握ることがポイント。
お子さんの口に1口か2口位で入るサイズがいいですね。
目安としては大人の親指のサイズ位。
それをお弁当箱に入れて何個か入れて枕元に置いておくのです。
お部屋の状況や気温によっては
保冷剤等も準備しておくと良いかもしれません。
お菓子だとか、乳酸菌飲料とかでは無く、
米というところがポイントです。
不思議と子供が落ち着く様になり、
無駄に泣かなくなる分育児が楽になったのを覚えています。
今まで手っ取り早く母乳を飲んでいた子が
急に飲む量が減るわけですから
無意識に行っていた事をチョットだけ意識して行うのです。
今までいつでも、待たずに欲しい時に、
欲しいだけ飲んでいたのですから
この、弁当箱を開ければおにぎりが入っていて
お腹が満たされるという安心感があると
子供は、次のステップに進んで行きます。
大人でもお腹が空いていると不機嫌になる人おおいですから。
あまり、細かい事は考えず、腹が減ったら握り飯と決めて置く。
そうすると別の事にリソースがさけるようになります。
なるべく、パンでは無く、麺では無く、米を食べましょう。
