助産院で産みたいと言う方達の理由の多いもの
2023/10/14
こんにちは。キミツナカノ助産院助産師の小柴です。
私は、お産をお受けする前に
助産院で産みたい動機を聞いています。
①分娩台の上で産みたくない。
②何でも質問しやすそう。
③手伝いに来てくれる人がいない。
④実母のススメ
⑤病院が苦手
と言うのが、ここ最近の傾向です。
①分娩台は、そもそも無くて、畳の部屋でフリースタイル出産です。
四つん這いか横に寝た形が殆ど。
たまーに、最後立ち上がってお産した方もいます。
お産の時は、助産師とマンツーマンです。
私は、お産のサポートに入ってくれる助産師仲間たちに頼って、
お産の長さに合わせて適当に交代しながら見守っています。
病院時代は、お産で入院して来た方を1人で2~3人受け持っていた事も。
お産には波があり、病院には勤務表があるのでこればかりは、
なかなかうまい具合にいかない事もあります。
②お互い慣れて来ると、妊婦健診で2時間ぐらいいる方も。
健診自体は1時間ぐらいなのですが、そのあと、
質問が次から次に出て来る方も。
私は、記録しながらだったり、かた付けしながらだったりですが、
質問、雑談に答えています。
③実母がいたり、
いなかったり。
遠かったり。
いても頼れなかったりと言うかた。
増えています。
産後上手く頼るためにも産前からのコミュニケーションが大事。
私と沢山喋ってください。
④実母が、助産院で産んでいるとか
実母が私の事を知っている方達がやって来ます。
助産院を知っていると言う方は、少ないですが、
助産院の良さを本当に理解してくださっています。
ある妊婦さん、お母さんに妊娠したと言う報告をし、
近くで1番分娩費用の安い病院に分娩予約をしてきたと伝えたら、
産むところを金額で選ぶな
と叱られたそう。
⑤何故、病院が苦手なのかを丁寧にお話を聴いています。
病院は、初期から5回ぐらいお世話になる所です。
全く行かないわけにはいきませんが、
19週、36週、40週の時は私も病院に同行しています。
現在は、同行料として2000円頂いています。