2019/05/10
おはようございます。助産師のコシバです。
1900年生まれの祖母に、
嫁に行くなら
かまどとお墓のある家に行け
と言われ続けていました。
田舎では、ある程度地所が有り、自宅が有り
田んぼか畑があって当然で
ご先祖様からの田畑売ってしまうなんて
などなど、食事中に母が寄り合いのあった日に言ったりとか
まぁ、噂が咲いてしまうのです。
現在においては、
作らなくなった畑や田んぼをどうするか?
という問題がどこの家でも課題です。
自分の事に置き換えても
夫と2人で定年後作物を作れるか?
となった時
どのタイミングでなんの種を蒔いたら良いのか?
あんまり良く分かりません。
案外ネットで検索するのかもしれません。
でも、本当のキモの所は
ネットなどには載っていなくて
ジジババの頭の中に
設計図があって
言語化もされていないから
そのうちすたれてしまうのでは無いかと心配です。
事実、作物を誰が作っていくんだろう?
何年か先には、作物の値段が上がって行くような気がします。
だけど、田舎では、資産は、負債です。
実家は、金は無いけど米はある!
という家だったので
食べる事には困らないけど
いつまでたっても現金の無い家です。
鮮度の良いモノを食べる事の出来る幸せはある。
でも、現金無いので、困るのは、子供の教育費。
機械化しなければ
田んぼも畑も大変で
その機械代が高いから農業もどんどん離れて行くし
ネットなどの沢山の人との結びつきが無いと売れないし。
ネットの出来る世代で農業している人は、少ない。
畑で朽ちていくモノも沢山有ります。
チョットだけキズとか
規格外とか
たべられない人いるというのに変だなぁと思います。
いつかママさん向けに新築は買うな!建てるな!を伝えたいと思っていたのですが、
土地の問題も一緒に話していこうともおもいました。
なぜ昔、持ち家信仰だったのかという点について、
家を持てば必ず価格が上がったので
自分自身がプチ資本家になれるという事が本に書いてあり、
あーなるほどと思いました。
今の時代、家を買ったとしても
価格が上がるということは基本的に期待できないので、
この方法で自分自身が資本家になることは難しいということはよくわかります。
だから別の方法で目指すというのが妥当ということなのだと思います。
(必ずしも資本家を目指す必然性はないかもしれませんが…)
逆に、親の土地があって
そこに身の丈にあったものを建てるのは、
田舎ならセーフなのかな?とも思ったり。
今なら、サラリーマンなら定年まで賃貸で過ごして
家を買う分をドルコスト平均法で回して
定年の時に買える金額の中古物件をキャッシュで買うのがお得とか。
住宅ローンは、大体倍ぐらい支払いますから!