助産師のつぶやき
2019/05/10
#20190419
おはようございます。助産師の小柴です。
皆さまは、
遊びを積極的に日常の中に取り入れていますか?
私は、忙しくなると何だか知らないけど無性に編み物や縫い物がしたくなります。
田舎なので草取りなどというのも定期的にしなければならず、
それは緑に触れると言う意味では遊びなのかなぁ。とも思います。
遊びの中で失敗を学習し、
そしてその乗り越え方を知ると、
他の場面でも応用できるようになるそうです。
失敗は当たり前に起こるということや
失敗を学習しておく事は
子育てに通じるものがあるなと思いました。
以前中学校の保護者参観の場面で
他のお母さんたちが皆口を揃えて
迷惑をかけないように
うんぬんかんぬんと言うようなことを言っていましたが、
私は1人違ったことを言って
皆が一瞬息を飲んだのを覚えています。
その時私は、子供が学校と言う枠の中で守られているうちに
たくさん失敗して、
社会に出た時に困らないように
先生にご迷惑をかけながらお世話になりたいと思っている
と言うようなことを言った時でした。
田舎の私立の中学校で
そこに参加する意識の高いお母さんたちは、
ずっと頑張ってきた、
努力をして課題をクリアしてきた母達で
私1人アウエーでした。
私は、子供3人しかも
男の子3人めの最後の思春期の最中にいたので、
ある程度あきらめも有りました。
思春期になると
女子も男子も
男性ホルモンであるアンドロゲンが、
女子であっても同じくらいの量が出るそうで、
このホルモンの面白いところは、身体的だけでは無く、
ココロにも作用するところです。
性に興味が出てきたり
1人でいたくなったり
邪魔されたく無いと思うようになったり
起こりっぽさだったり
戦いたいという気持ちだったり
決断力だったり
生きる活力だったりするわけです。
憧れのアイドルや、先輩が出来たり
個室にこもる様になったり
じゃまされたくないのでイヤホンなどで音楽をきいていたり
ご飯だよ〜、早くおいで〜というと、うるさいなーという起こりっぽさだったり
部活や体育祭で勝ちたい!と思ったり
塾に行くとか行かないとかそんな事は自分で決めたいという決断力だったりするわけです。
この戦いたいとうのは、
もし、自分が不当な事をされたらちゃんと戦う事が必要で、
そういう ものが生きる活力につながります。
私は、子育てというものは、
当たり前に失敗が起こるし
どこかで手がかかったり問題が起こるのだと
小さいうちに親が手助けできるうちにしてくれた方が良いなと
実践で積んできました。
私は、以前と違って、仕事だけに偏らない様に
上手に遊べるようになりました。
すきま時間とか、出かけられる時にとかです。
仕事柄から、お産の人を受け持つ期間になると、
緊張をしながらも緊張しすぎないようにするというのが課題です。
自分にゆとりがないと家族に当たってしまいます。
反省しています。
お金か、時間があると違うなと実感しています。